中学校の学級目標は、
ただかっこいい言葉を、
選ぶだけではなく、
クラス全員が、
自分たちの言葉として、
受け止められるかが、
とても大切です。
中学生になると、
友達との関係も、
行事への向き合い方も、
小学生のころより、
ぐっと広がります。
だからこそ、
短くて覚えやすく、
行動にもつながる学級目標を作ると、
毎日の合言葉として、
使いやすくなります。
この記事では、
次の3つを中心に、
やさしく整理します。
- 中学生向けのかっこいい学級目標例。
- 四字熟語や英語を使った言葉の作り方。
- 全員で納得しやすく決める進め方。
読み終わるころには、
そのまま候補にできる言葉と、
クラスらしく整える流れが、
見えてきます。
はじめに:中学校で使いやすいかっこいい学級目標とは
中学校で使いやすい、
かっこいい学級目標は、
見た目の印象だけで、
決まるものではありません。
大切なのは、
短く覚えやすく、
クラス全員が、
自分の行動に、
つなげやすいことです。
たとえば、
一致団結という言葉は、
とても力強いですが、
何をするのかまで、
見えにくいことがあります。
そこに、
- 声をかけ合う
- 役割を果たす
- 最後まで取り組む
という意味を添えると、
クラスで使いやすい、
目標になります。
中学生が学級目標で迷いやすいポイント
中学生が迷いやすいのは、
かっこよさと分かりやすさの、
バランスです。
四字熟語や英語は、
見た目に引き締まりますが、
意味が伝わりにくいと、
教室に貼っただけで、
終わりやすくなります。
また、
クラス全員の意見を、
どうまとめるかも、
悩みやすい部分です。
声が大きい人の案だけで、
決めてしまうと、
ほかの人が参加した実感を、
持ちにくくなります。
そこで、
まずは全員が、
なりたいクラス像を、
書き出すところから、
始めると進めやすいです。
かっこよさだけでなく「全員で決める」ことが大切な理由
学級目標は、
先生や学級委員だけで決めるよりも、
全員で考えた方が、
日常で使いやすくなります。
自分の言葉や、
友達の考えが、
少しでも入っていると、
その目標を、
クラスのものとして、
感じやすくなるからです。
全員で決めるときは、
すぐに多数決へ進まず、
似ている意見を、
合わせる時間を、
作ることが大切です。
一致団結と、
十人十色のように、
違う方向に見える言葉でも、
一人ひとりのよさを力にするという形で、
まとめることができます。
この記事でわかること:例文・四字熟語・英語・決め方・掲示アイデア
この記事では、
中学生に合う、
かっこいい学級目標を、
いろいろな角度から紹介します。
- 四字熟語
- 英語フレーズ
- 漢字一文字
- 短い造語
などクラスの雰囲気に合わせて、
選べるようにまとめます。
さらに、
全員で目標を決める手順や、
決めた後に、
教室で使い続ける方法も、
あわせて紹介します。
言葉を選ぶだけでなく、
クラスの約束や、
個人目標に変えることで、
学級目標は毎日の中で、
使いやすくなります。
まず使える!中学生向けのかっこいい学級目標アイデア集
ここでは、
すぐに候補にしやすい、
中学生向けの学級目標を、
タイプ別に紹介します。
かっこいい言葉を、
そのまま選ぶのもよいですが、
クラスの状況に合わせて少し言い換えると、
より自分たちらしい目標になります。
団結系の学級目標例:一致団結・ONE TEAM・心をひとつに
団結系の言葉は、
- 体育祭
- 文化祭
- 合唱コンクール
などクラスで力を合わせる場面が、
多い学級に向いています。
候補としては、
次のような言葉が、
使いやすいです。
- 一致団結。
- ONE TEAM。
- 心をひとつに。
- 仲間とともに前進。
- 全員でつくる最高の1年。
一致団結は、
定番ですが、
中学生らしい力強さがあり、
行事にも日常にも、
合わせやすい言葉です。
ONE TEAMは、
短く見た目もすっきりしていて、
横断幕や教室掲示にも、
なじみやすい表現です。
挑戦系の学級目標例:挑戦・前進・有言実行を使った言葉
挑戦系の言葉は、
新しいことに取り組みたい、
行事で力を出したい、
学習にも前向きに向かいたい、
そんなクラスに合います。
使いやすい候補は、
次の通りです。
- 有言実行。
- 日進月歩。
- 挑戦なくして成長なし。
- 一歩前へ。
- Challenge Together。
有言実行は、
言葉で終わらせず、
行動につなげる、
という意味を込めやすいです。
日進月歩は、
毎日少しずつ、
前へ進むイメージがあり、
学習面にも行事にも使いやすいです。
個性系の学級目標例:十人十色・全員主役・百花繚乱
個性系の言葉は、
一人ひとりのよさを、
大切にしたいクラスに、
向いています。
中学校では、
- 得意なこと
- 考え方
- 友達との関わり方
も人によって違います。
その違いを、
クラスの力として、
受け止めたいときに、
個性系の目標が、
よく合います。
- 十人十色。
- 全員主役。
- 百花繚乱。
- 個性を力に。
- 一人ひとりが輝くクラス。
全員主役は、
行事の役割分担にも、
日常の学級生活にも、
つなげやすい言葉です。
百花繚乱は、
少し大人っぽい響きがあり、
中学生らしい、
かっこよさを出しやすいです。
学習系の学級目標例:切磋琢磨・文武両道・考動
学習系の目標は、
授業に向かう姿勢や、
友達と学び合う雰囲気を、
大切にしたい学級に、
向いています。
- 切磋琢磨。
- 文武両道。
- 考動。
- 学び合い高め合い。
- 聞く、考える、伝える。
切磋琢磨は、
友達と互いに、
高め合う意味を、
込めやすい言葉です。
考動は、
考えてから動く、
という意味を持たせやすく、
短くて印象にも残ります。
シンプルで覚えやすい学級目標例:短く伝わるフレーズ
シンプルな学級目標は、
毎日見ても、
口に出しても、
覚えやすいところが魅力です。
長い言葉よりも、
短い言葉の方が、
朝の会や行事前に、
使いやすくなります。
- みんなで前進。
- 笑顔で挑戦。
- 声をかけ合うクラス。
- 仲間とつくる1年。
- 自分から動く○組。
短い言葉にするときは、
説明文を添えると、
意味が伝わりやすくなります。
たとえば、
みんなで前進なら、
一人ではなく、
クラス全員で、
少しずつ成長する、
という説明を添えられます。
学年別に選ぶ中学校の学級目標アイデア
中学校の学級目標は、
学年によって、
合う言葉が少し変わります。
- 1年生は新しい仲間
- 2年生は挑戦と広がり
- 3年生は最後の1年
というそれぞれの時期に合う言葉を、
選ぶと使いやすいです。
中学1年生向け:新しい仲間とまとまりやすい学級目標
中学1年生は、
- 新しい学校
- 新しい友達
- 新しい生活
に少しずつ慣れていく時期です。
そのため、
やさしくまとまりやすい、
言葉が向いています。
- はじめの1歩。
- 仲間とともに成長。
- 声をかけ合う1年。
- 新しい出会いを力に。
- みんなでつくる○組。
1年生では、
難しい言葉よりも、
意味がすぐ伝わる、
表現が使いやすいです。
はじめの1歩は、
中学校生活の始まりに合い、
新しいことへ向かう気持ちを、
表しやすい言葉です。
中学2年生向け:挑戦と成長を入れた学級目標
中学2年生は、
学校生活にも慣れ、
行事や部活動でも、
中心に近い役割を、
担うことが増えます。
そのため、
挑戦や成長を表す言葉が、
よく合います。
- 挑戦と前進。
- 自分から動く○組。
- 仲間と高め合う。
- 日進月歩。
- Step Up。
2年生では、
ただ仲良くするだけでなく、
- 自分から動く
- 友達と高め合う
という視点を入れると、
中学生らしい目標になります。
Step Upは、
短くて掲示にも使いやすく、
1年生のころより、
成長したい気持ちを、
表しやすいです。
中学3年生向け:最後の1年を意識した学級目標
中学3年生は、
中学校生活のまとめの時期です。
行事も、
日々の学習も、
最後の1年として、
思い出に残るように、
向き合いたい学年です。
- 最高の1年を自分たちで。
- 仲間とともにラストスパート。
- 有終の美。
- 全員主役。
- Create Our Story。
有終の美は、
最後まで立派にやりきる、
という意味を込められます。
Create Our Storyは、
自分たちで物語を作る、
という雰囲気があり、
卒業へ向かう学年にも、
合わせやすいです。
クラス替え直後に使いやすい学級目標
クラス替え直後は、
まだ互いのことを、
よく知らない時期です。
この時期は、
距離を近づける言葉や、
声をかけ合う言葉が、
使いやすくなります。
- ここから始まる○組。
- 声をかけ合う仲間。
- 一人ひとりを知る1年。
- みんなで作る新しいクラス。
- つながる○組。
クラス替え直後の目標は、
完成度の高さよりも、
これから一緒に作っていく、
という気持ちを、
表すことが大切です。
行事が多い学年に向く学級目標
- 体育祭
- 文化祭
- 合唱コンクール
など行事が多い学年では、
力を合わせる言葉が、
とても使いやすいです。
- 心をひとつに。
- 全員でつなぐ○組。
- 仲間とともに全力前進。
- ONE TEAM。
- 役割を力に。
行事が多い学年では、
目標を決めた後に、
それぞれの行事で、
どんな行動をするかまで、
話しておくとよいです。
たとえば、
ONE TEAMなら、
- 応援
- 準備
- 片づけ
- 声かけ
などいろいろな場面に、
つなげられます。
四字熟語で作るかっこいい学級目標
四字熟語は、
短いのに、
意味を込めやすく、
中学校の学級目標に、
よく合います。
ただし、
意味を知らないまま使うと、
形だけになりやすいので、
クラスなりの説明を、
添えるのがおすすめです。
中学生に使いやすい四字熟語一覧
中学生に使いやすい、
四字熟語は、
- 団結
- 挑戦
- 個性
- 学習
の4つに分けると、
選びやすくなります。
- 一致団結。
- 切磋琢磨。
- 有言実行。
- 日進月歩。
- 十人十色。
- 百花繚乱。
- 文武両道。
- 初志貫徹。
四字熟語を選ぶときは、
意味だけでなく、
クラスの雰囲気に、
合っているかも、
見ておきたいところです。
元気なクラスなら、
一致団結や全力前進、
落ち着いて学びたいクラスなら、
切磋琢磨や日進月歩が、
合わせやすいです。
一致団結・切磋琢磨・有言実行の意味と使い方
一致団結は、
みんなの心を合わせて、
1つの目標に向かう、
という意味で使いやすい言葉です。
体育祭や合唱など、
クラス全員で取り組む場面に、
よく合います。
切磋琢磨は、
友達と互いに、
高め合う意味を、
持たせやすい言葉です。
授業や部活動、
日々の学習にも、
つなげやすく、
中学生らしい落ち着いた印象があります。
有言実行は、
言ったことを、
行動に移すという意味で、
クラスの約束にも、
つなげやすい表現です。
十人十色・百花繚乱など個性を表す四字熟語
十人十色は、
人によって考え方や、
よさが違うことを、
表す言葉です。
クラスの中で、
違いを大切にしたいときに、
使いやすい学級目標です。
百花繚乱は、
たくさんの花が、
美しく咲く様子を、
表す言葉です。
一人ひとりの個性を、
花にたとえたいときや、
掲示物を華やかにしたいときにも、
合わせやすいです。
個性を表す四字熟語は、
説明文がとても大切です。
たとえば、
十人十色なら、
それぞれのよさを認め合い、
クラスの力にする、
という説明を添えると、
意味が伝わりやすくなります。
文武両道・日進月歩など学習や成長を表す四字熟語
文武両道は、
学習と部活動、
行事などを、
どちらも大切にしたい、
クラスに向いています。
中学校では、
授業だけでなく、
部活動や行事も、
大切な時間になります。
日進月歩は、
日ごと月ごとに、
少しずつ進む、
という意味を込められます。
大きな変化を、
すぐに求めるのではなく、
毎日の積み重ねを、
大切にしたいクラスに、
よく合います。
成長を表す四字熟語は、
学年末の振り返りにも、
使いやすいです。
四字熟語をそのまま使わずクラスらしく言い換えるコツ
四字熟語は、
そのまま使っても、
かっこいいですが、
少し言い換えると、
クラスらしさが出ます。
たとえば、
一致団結を、
全員でつなぐ○組、
心をひとつに前進、
仲間と力を合わせる、
という形にできます。
切磋琢磨なら、
学び合い高め合い、
互いに伸びる○組、
友達と前へ進む、
という言い方もできます。
大切なのは、
難しい言葉を選んで、
終わりにしないことです。
その言葉を、
自分たちの生活に置き換えると、
学級目標として、
使いやすくなります。
英語・漢字・短い言葉で作るクールな学級目標
英語や漢字一文字は、
見た目がすっきりして、
掲示物にも映えやすいです。
ただし、
意味が伝わりにくい場合は、
日本語の説明を、
必ず添えるのがおすすめです。
ONE TEAM・Step Up・Challenge Togetherなど英語フレーズ例
英語の学級目標は、
短くて明るい言葉を、
選ぶと使いやすいです。
- ONE TEAM。
- Step Up。
- Challenge Together。
- We Can Do It。
- Create Our Story。
- Never Give Up。
ONE TEAMは、
クラス全員で、
同じ方向へ進む、
という意味を込めやすいです。
Step Upは、
昨日より少し前へ、
という成長の雰囲気を、
出しやすい言葉です。
Challenge Togetherは、
仲間と一緒に挑戦する、
という意味で、
行事にも学習にも、
使いやすいです。
英語の学級目標に日本語の説明を添えるコツ
英語の目標は、
見た目がかっこよくても、
意味が共有されていないと、
毎日の中で使いにくくなります。
そのため、
英語の下に、
短い日本語の説明を、
添えるとよいです。
たとえば、
ONE TEAMなら、
一人ひとりの力を合わせ、
みんなで前へ進むクラス、
と説明できます。
Create Our Storyなら、
自分たちで、
思い出に残る1年を作る、
という意味を、
添えられます。
漢字一文字で印象づける学級目標アイデア
漢字一文字は、
短く力強く、
掲示したときに、
印象が残りやすいです。
- 絆
- 挑
- 翔
- 繋
- 磨
- 進
- 和
ただし、
漢字一文字だけでは、
意味が広くなりやすいので、
説明文を添えると、
伝わりやすくなります。
たとえば、
挑なら、
新しいことに向かい、
仲間と一緒に前へ進む、
という説明が合います。
絆なら、
声をかけ合い、
互いのよさを生かす、
という意味を添えられます。
二字熟語・造語で作る短くかっこいい学級目標
二字熟語や造語は、
短いのに、
クラスらしさを出しやすいです。
- 飛翔
- 前進
- 共進
- 挑進
- 輝笑
- 考動
- 協進
考動は、
考えて動くという意味を、
込められる造語です。
協進は、
協力して前へ進む、
という雰囲気を、
出しやすい言葉です。
造語を使う場合は、
読み方と意味を、
クラスで共有しておくと、
目標として使いやすくなります。
横断幕や掲示物で見栄えする言葉の選び方
横断幕や掲示物にするなら、
遠くから見ても、
読みやすい言葉が、
向いています。
長い文章より、
短い言葉と、
ひとこと説明を、
組み合わせると、
見た目が整いやすいです。
たとえば、
ONE TEAM、
一致団結、
全員主役、
笑顔前進などは、
大きく掲示しても、
読みやすいです。
色や文字の形を考えるときは、
かっこよさだけでなく、
誰が見ても読めることを、
大切にするとよいです。
全員で決める学級目標の作り方
全員で決める学級目標は、
ただ案を出して、
すぐ選ぶだけでは、
まとまりにくいことがあります。
個人で考える、
班でまとめる、
全体で整える、
という流れにすると、
参加しやすくなります。
いきなり多数決にしない方がよい理由
学級目標を決めるとき、
すぐ多数決にすると、
票が少ない案に込められた、
大切な考えが、
残りにくくなります。
多数決を使う場合でも、
その前に、
似た案をまとめたり、
合体案を作ったりすると、
納得しやすい形に、
近づけられます。
たとえば、
一致団結と、
十人十色で意見が分かれたら、
一人ひとりのよさを力に、
一致団結、
という形にできます。
このように、
どちらかを消すのではなく、
両方の願いを、
生かす考え方が、
全員で決めるときには、
とても役立ちます。
個人で考える:なりたいクラス像を書き出す
最初は、
一人ひとりが、
なりたいクラス像を、
書き出します。
いきなり発表にすると、
話すのが得意な人の案に、
偏りやすくなります。
紙や付箋に書く形なら、
落ち着いて考えたい人の、
意見も残しやすくなります。
書く内容は、
難しいものでなくて、
かまいません。
- どんなクラスにしたいか
- 増やしたい声かけは何か
- 行事で大切にしたいことは何か
- 授業中に大切にしたいことは何か
- 1年後にどんなクラスだったと言いたいか
この段階では、
言葉の上手さよりも、
クラスへの願いを、
出すことを大切にします。
班でまとめる:似ている意見をグループ化する
個人で出した意見は、
班の中で見せ合い、
似ている言葉ごとに、
まとめていきます。
たとえば、
- 助け合い
- 声かけ
- 支える
という言葉は、
支え合いのグループにできます。
- 挑戦
- 前進
- 最後まで
という言葉は、
チャレンジのグループにできます。
この作業をすると、
一見ばらばらに見える意見にも、
共通した願いがあることに、
気づきやすくなります。
クラス全体で決める:共通点を見つけて言葉にする
班でまとめた言葉を、
クラス全体で共有したら、
よく出てくるキーワードを、
見つけます。
- 笑顔
- 挑戦
- 協力
- 個性
- 学び合い
など何度も出る言葉は、
クラス全体が大切にしたい、
方向性と考えられます。
その中から、
3つほどの軸を選び、
短い目標にまとめます。
たとえば、
- 笑顔
- 挑戦
- 仲間
の3つなら、
- 笑顔で挑戦
- 仲間と前進
という形にできます。
少数意見を説明文やサブ目標に生かす方法
少数意見は、
すぐに外すのではなく、
どんな願いが入っているかを、
見ていきます。
メインの言葉に入らなくても、
説明文やサブ目標に、
取り入れることができます。
たとえば、
メインが一致団結でも、
少数意見に、
個性を大切にしたい、
という考えがあれば、
一人ひとりのよさを力に、
という説明を添えられます。
このようにすると、
多くの人の考えが、
目標の中に残りやすくなります。
学級目標を形だけにしないための使い方
学級目標は、
決めて終わりではなく、
日常の行動に、
つなげることが大切です。
教室に貼るだけでなく、
- 朝の会
- 帰りの会
- 行事前後
などで何度も使うと、
クラスの合言葉として、
定着しやすくなります。
学級目標をクラスの約束に落とし込む
学級目標は、
大きな方向性を示す言葉です。
そこから、
毎日の約束に変えると、
行動しやすくなります。
たとえば、
声をかけ合うクラスなら、
困っている友達に、
ひとこと声をかける、
という約束にできます。
一致団結なら、
行事で自分の役割を、
最後まで行う、
という約束にできます。
大きな言葉を、
小さな行動に変えると、
学級目標は、
毎日の中で、
使いやすくなります。
個人目標に変換して毎日の行動につなげる
クラス全体の目標は、
個人目標に変換すると、
より身近になります。
たとえば、
全員主役なら、
自分の得意なことで、
クラスに関わる、
という個人目標にできます。
十人十色なら、
友達の違う考えを、
最後まで聞く、
という行動に変えられます。
個人目標は、
大きすぎるものより、
毎日少し意識できる、
小さな行動にすると、
続けやすくなります。
朝の会・帰りの会で学級目標を振り返る
朝の会では、
今日の行動を、
学級目標に合わせて、
1つ決めます。
たとえば、
笑顔で挑戦なら、
今日は新しい意見を、
1回出してみる、
という形にできます。
帰りの会では、
できなかったことを、
責めるのではなく、
目標に近づいた場面を、
見つける形にします。
友達のよい行動を、
紹介する時間にすると、
学級目標が、
明るい振り返りに、
つながります。
体育祭・文化祭・合唱コンクールで使う方法
行事は、
学級目標を使う、
とてもよいタイミングです。
体育祭なら、
一致団結を、
応援や役割分担に、
つなげられます。
文化祭なら、
全員主役を、
準備や発表の役割に、
つなげられます。
合唱コンクールなら、
心をひとつに、
声を合わせる姿勢や、
練習の声かけに、
つなげられます。
行事の後には、
どの場面で、
目標に近づけたかを、
振り返ると、
次の活動にも生かしやすいです。
学期ごとに見直してクラスの成長につなげる
学級目標は、
1度決めたら、
そのまま放っておくものではありません。
学期ごとに、
今のクラスに合う行動を、
見直すと、
目標が使いやすくなります。
言葉そのものを、
大きく変える必要はありません。
たとえば、
- 1学期は、
声をかけ合う - 2学期は、
行事で役割を果たす - 3学期は、
1年のまとめとして、
仲間に感謝を伝える
というように、
行動だけを変えてもよいです。
かっこいい学級目標を作るチェックポイント
かっこいい学級目標を作るときは、
言葉の響きだけでなく、
実際に使えるかを、
見ておくことが大切です。
ここでは、
完成前に見直したい、
5つのポイントを紹介します。
短く覚えやすい言葉になっているか
学級目標は、
長すぎると、
覚えにくくなります。
メインの言葉は、
短くまとめ、
その下に説明文を添える形が、
使いやすいです。
たとえば、
全員で協力し、
最後まであきらめず、
行事も学習も頑張るクラス、
という長い文は、
覚えるのが大変です。
それなら、
- 一致団結
- 仲間と前進
- 全員主役
のように短くして、
説明を別に添えると、
すっきりします。
クラス全員が関われる言葉になっているか
学級目標は、
一部の人だけが、
頑張るものではありません。
全員が関われる言葉に、
なっているかを、
見直すことが大切です。
たとえば、
- 全員主役
- 一人ひとり
- みんなで
- 仲間と
という言葉は、
クラス全体を、
巻き込みやすいです。
目標を見たときに、
自分にも関係がある、
と思える言葉なら、
毎日の中で、
使いやすくなります。
毎日の行動に置き換えられるか
かっこいい言葉でも、
行動に置き換えにくいと、
使い続けるのが、
難しくなります。
目標を決める前に、
それを毎日の行動にすると、
何になるかを、
考えてみましょう。
たとえば、
一致団結なら、
友達に声をかける、
役割を果たす、
行事で支え合う、
という行動にできます。
十人十色なら、
違う意見を聞く、
友達のよさを見つける、
自分の得意を生かす、
という行動にできます。
中学生らしい前向きな表現になっているか
中学生の学級目標は、
少し大人っぽく、
前向きな表現にすると、
かっこよく見えます。
ただし、
難しい言葉だけを、
並べればよいわけではありません。
意味が分かり、
口に出しやすく、
クラスの雰囲気に合う、
言葉を選ぶことが大切です。
たとえば、
- 挑戦
- 前進
- 成長
- 仲間
- 全員主役、
という言葉は、
中学生の学級目標に、
よくなじみます。
掲示物や横断幕にしたとき見やすいか
学級目標は、
教室に掲示したり、
行事の横断幕にしたり、
いろいろな形で使えます。
そのため、
見たときに、
すぐ読める言葉かどうかも、
大切です。
英語や漢字を使う場合は、
読み方や意味を、
近くに添えると、
伝わりやすくなります。
長い文章を、
そのまま大きく掲示するより、
短いメインコピーと、
説明文に分けると、
見た目も整いやすいです。
学級目標が決まらないときの対処法
学級目標を全員で決めると、
意見が多く出すぎたり、
反対になかなか案が出なかったり、
することがあります。
そんなときは、
無理に急がず、
考え方を整理すると、
進めやすくなります。
意見が多すぎるときはキーワード別に整理する
意見が多すぎるときは、
1つずつ選ぼうとせず、
キーワードごとに、
分けていきます。
たとえば、
- 協力
- 助け合い
- 声かけ
は支え合いのグループにできます。
- 挑戦
- 努力
- 前進
はチャレンジのグループにできます。
このように分けると、
クラスが大切にしたい軸が、
見えやすくなります。
意見が割れたときは合体案を作る
意見が割れたときは、
どちらかを選ぶだけでなく、
合体案を考えると、
まとまりやすくなります。
一致団結と、
全員主役で迷ったら、
全員主役で一致団結、
という形にできます。
挑戦と、
笑顔で迷ったら、
笑顔で挑戦、
仲間と前進、
という形にできます。
合体案を作ると、
複数の意見を、
目標の中に残しやすくなります。
ふざけた案が出たときの整え方
学級目標を決めるとき、
少しふざけた案が、
出ることもあります。
その場で否定するより、
1年間使える言葉か、
全員が関われる言葉か、
行動に変えられるかを、
一緒に考えると、
整えやすくなります。
たとえば、
面白い響きの言葉でも、
そこに、
楽しいクラスにしたい、
という願いがあれば、
- 笑顔
- 明るさ
- 声かけ
という言葉に、
変えることができます。
抽象的すぎる目標を具体的な言葉に直す方法
最高のクラス、
いいクラス、
楽しいクラス、
という言葉は、
分かりやすい反面、
何をするのかが、
見えにくいことがあります。
そんなときは、
それを行動にすると、
何になるかを、
考えます。
最高のクラスなら、
声をかけ合う、
役割を果たす、
友達のよさを見つける、
という言葉にできます。
楽しいクラスなら、
笑顔で関わる、
意見を聞き合う、
行事をみんなで作る、
という形にできます。
先生・学級委員がサポートするときのポイント
先生や学級委員は、
答えを決める役ではなく、
話し合いを、
進めやすくする役です。
全員が意見を出せるように、
個人で書く時間を作ったり、
似た意見をまとめたり、
言葉を短く整えたりします。
また、
採用されなかった意見にも、
どんな願いがあるのかを、
見つけることが大切です。
そうすると、
クラス全員で作った、
という実感が、
持ちやすくなります。
まとめ:全員で決めた学級目標はクラスの合言葉になる
中学校の学級目標は、
かっこいい言葉を選ぶだけでなく、
クラス全員が自分たちのものとして、
使えることが大切です。
短く覚えやすく、
行動に変えやすく、
クラスらしさがある言葉なら、
教室でも行事でも、
合言葉として使いやすくなります。
中学校の学級目標はかっこよさと実行しやすさの両方が大切
かっこいい学級目標は、
見た目や響きも大切ですが、
それだけでは、
日常に残りにくいことがあります。
たとえば、
ONE TEAMや、
一致団結のような言葉は、
短くて印象に残ります。
そこに、
どんな行動をするのか、
どんなクラスを目指すのか、
という説明を添えると、
使いやすくなります。
つまり、
かっこよさと、
行動へのつなげやすさを、
両方そろえることが、
中学校の学級目標では大切です。
そのまま使いやすい学級目標例10選
最後に、
そのまま候補にしやすい、
学級目標例をまとめます。
クラスの雰囲気に合わせて、
言葉を少し変えて、
使ってみてください。
- 一致団結
- ONE TEAM
- 全員主役
- 笑顔で挑戦
- 仲間と前進
- 十人十色
- 切磋琢磨
- 有言実行
- Step Up
- Create Our Story
この中から選ぶときは、
クラス全員が関われるか、
毎日の行動に変えられるか、
説明文を添えやすいかを、
考えると選びやすいです。
決めた後は行動・掲示・振り返りまでつなげよう
学級目標は、
決めた瞬間がゴールではありません。
教室に掲示し、
朝の会で確認し、
帰りの会で振り返り、
行事の前後にも、
何度も使っていくことで、
クラスの合言葉になります。
また、
学級目標を、
個人目標やクラスの約束に変えると、
毎日の行動につなげやすくなります。
全員で決めた言葉を、
全員で育てていくことで、
そのクラスらしい、
学級目標になっていきます。
