ふくらまず沈んだチョコケーキ。
もうダメだと思ったその生地は、実はブラウニーに近づく一歩です。
このページでは、材料の足し方と混ぜる順番、焼き温度の整え方をやさしく並べます。
艶のある天面と四角い断面を目指し、オーブンのくせや型の違いも短く確認します。
失敗の理由を小さくほどき、家にある道具だけで進めます。
ベタつきやパサつきも、比重の見直しと二度焼きで扱いやすくなります。
今日の失敗を、贈りたくなる一枚へ。
温かい油脂に砂糖を溶かし、卵は少しずつ合わせます。
刻みチョコを少しのせると、きらりとした表情が出ます。
170〜175℃で様子を見て、端の立ち上がりを合図に。
中心は竹串の湿った屑で判断。
冷ましてから温めた包丁でそっとカット。
今日から失敗を“おいしい近道”に変えていきましょうね。
チョコケーキの“失敗あるある”が、実はブラウニー化に向いている理由
見た目・食感・比重の違いが逆に生きる?
ケーキがしっとりし過ぎた日や沈んだ日は、ブラウニーの濃さに寄せやすい状態です。
ふわっと持ち上がらなかった生地は、油脂と砂糖を少し足すことで密度が整います。
見た目の焼き色が濃い時も、角を落として四角にそろえると仕上がりが引き締まります。
平らな天面はカット後の四角がそろい、箱詰めもしやすくなります。
断面のねっとり感はブラウニーの持ち味として映えます。
焼き色が強い端は薄くそいで、中央と厚みを合わせます。
気泡が大きい日は型に流した後に2〜3回軽く落として、生地を落ち着かせます。
香りが淡い日はココアをひとさじ足すか、エスプレッソパウダーを少量だけ添えます。
なぜ「ブラウニー化」ならリカバリーできるのか
ブラウニーは空気を抱え込まず、しっかりした口あたりを目指します。
そのため、泡立て不足や比重が重い生地でも流れをつくれます。
砂糖を温かい油脂で溶かし、卵と合わせる順番に直すだけでも表面のつやが出やすくなります。
ここで乳化が整うと、生地に一体感が生まれて焼き上がりが安定します。
粉は最後に加えてさっと混ぜ、筋が消えたら止めます。
厚みは均一にして、四隅までやさしく押し込みます。
焼成後は型のまま少し休ませ、ゆっくり冷ますときめがそろいます。
読み進める前に:準備チェックリスト
型の違い(ガラスor金属)で焼成は変わる
金属製の角型は立ち上がりが早く、端から中心まで火が通りやすいです。
明るい色のアルミは焼き色が穏やかで、仕上がりが均一になりやすいです。
黒系やフッ素加工の型は色づきが進みやすいので、温度を5〜10℃下げて様子を見ます。
生地の厚みは2〜3cmを目安にして、角まで同じ高さにそろえます。
ガラス型を使う時は、温度を少し下げて時間をやや長めに見ます。
余熱のあとに庫内を1〜2分落ち着かせてから入れると流れが整います。
取り出し直後は型のまま数分おいて、底の蒸れを軽く逃がします。
熱保持が強いので、焼き上がりの見極めは中心寄りを優先します。
取り出しやすさを優先して、オーブンシートで持ち手になる“スリング”を作ります。
幅は3〜4cmに折って、両側にしっかりと折り目をつけます。
四隅はシートを指で押し込み、角の形を先に決めておきます。
流し込んだ後は表面を一方向にならし、空気を軽く抜きます。
オーブンの癖を確認(温度計の併用)
予熱完了の表示だけで入れず、庫内温度計で実温を見ます。
温度計は中央付近に置き、毎回同じ位置でチェックします。
表示が出てから2〜3分おくと、庫内の温度差が落ち着きます。
前後で焼き色が違うオーブンは、途中で型の向きを変えます。
回すタイミングは全体の2/3あたりを目安にして、開閉は手早く行います。
ファン機能が強い機種は温度を10℃ほど下げて時間で調整します。
毎回の違いをメモして、次回の道しるべにします。
段位置、使用した型、焼き時間、色づきの度合いをひとまとめにします。
同じ条件で焼いた時に参照できるよう、日付と分量も記録します。
計量はスケール使用が基本(再現しやすくなる)
デジタルスケールで重さをそろえると、配合の再現が進みます。
1g単位のスケールがあると、塩やベーキング用の微量も合わせやすいです。
必要なら100gのおもりや硬貨で目盛りのずれをチェックします。
タレ機能でゼロリセットし、容器のまま順番に加算していきます。
液体も重さで量れば、同じ数値でそろえられます。
卵は殻を除いた重さで記録しておくと、次回の微調整に使えます。
粉ものは一度ふるい、同じ粒感で混ざるように整えます。
ココアと粉は先に合わせてふるい、だまを断ってから加えます。
ボウルの側面と底をゴムベラでぬぐい、計量残りがないかを確認します。
この記事でわかることと、読者の悩み別のヒント
ベタつき・パサつき・生焼けをどう直す?
生地が柔らかい日はココアを少し足して締めます。
ココアは小さじ1ずつ加えて、混ぜるたびに様子を見ます。
粉っぽさが出たら牛乳や水を小さじ1ずつ戻して、質感を整えます。
焼き上がりが軽すぎる日は油脂と砂糖を温めて溶かし、卵と合わせてから生地に戻します。
油脂は湯せんで人肌より少し温かいくらいにして、砂糖をきちんと溶かします。
戻した後はゴムベラで底からやさしく返し、ムラがないかを確認します。
中心の仕上がりは内部温度計や竹串の屑で見極めます。
数値は約88〜91℃を目安にして、竹串は中央と端寄りの2か所で比べます。
表面だけ進んでいる日はアルミホイルをふんわりのせて、
中心が落ち着くまで焼き時間を少しのばします。
「ブラウニーとケーキの違い」を知らないと損
ケーキは空気を含ませてふんわりさせます。
砂糖と卵をしっかり混ぜて、泡の力で高さを出します。
ブラウニーは油脂と砂糖でしっかりまとめ、平らに焼きます。
泡は最小限にして、密度としっとり感に寄せます。
目指すゴールを先に決めると、配合と混ぜ方の選択がはっきりします。
型に流す高さや生地の広げ方も変わるので、完成イメージの写真を1枚用意すると道順がそろいます。
艶のある上面と角の立った四角形を基準にすると、手順が迷いにくくなります。
どれくらいの時間・難しさ?はじめてでも取り組める?
手順は下準備を含めて約60〜90分がめやすです。
湯せんやオーブン予熱、冷ます時間を含めると約120分前後まで見ておくと進めやすいです。
混ぜ方はやさしく、粉を入れてからは手数を少なくします。
粉の筋が消えたら止めて、型に流した後は表面をカードで一方向にならします。
焼き直しの時間は型のサイズと厚みで調整します。
金属型は立ち上がりが早く、ガラス型は少しゆっくり進むので時間に余白を持たせます。
作業前に道具と材料を並べ、レシピの行を指で追うだけにすると、流れがすっきり整います。
チョコケーキが失敗する主な原因と見分け方
ベタつく・沈む・生焼けのサインと理由
砂糖が溶け切っていないと、中心が落ち着かず表面が曇ります。
卵と油脂のつながりが弱いと、焼成後に中央だけ柔らかく残ります。
オーブン温度が高すぎると、外周だけ先に固まります。
切り分けた時にナイフへねっとり付く、断面がつぶれて筋が残るのも合図です。
天板を軽く揺らして中央だけ大きく波打つなら、火の通りが足りていません。
表面だけ濃い色で、内側が淡いままのコントラストも見分けのヒントです。
卵が冷たいままだと油脂とのなじみが弱く、中心のまとまりが遅れます。
油脂が冷え過ぎていると砂糖がなじまず、艶が出にくく沈みやすくなります。
型の四隅が先に上がり、中央がくぼむ形は温度や配合のバランスを見直す合図です。
パサつく・固くなる:混ぜ方と配合の落とし穴
粉を入れた後に混ぜ過ぎると、口あたりが重く感じられます。
油脂が少ないと、口どけがかたく感じられます。
香りの芯が弱い時はココアと刻みチョコで厚みを足します。
粉はふるって同じ粒感にそろえ、底から返す回数を少なくします。
泡立て過多で生地が乾きやすくなることがあるので、空気は入れ過ぎないようにします。
粉比率が多いと水分を抱え込みやすく、焼成後にぱさつきが出やすくなります。
焼き時間の伸ばし過ぎや高温寄りの設定でも、乾いた仕上がりに寄ります。
卵が小さめだと全体の水分が不足しやすいので、サイズをそろえると流れが整います。
生地を長く置き過ぎると粉が水分を吸い、焼き上がりの軽さが弱まります。
オーブン設定・粉や油の計量ミスが与える影響
温度が不足すると中心がまとまりにくく、過度に高いと端が先に乾きます。
粉や油の量がずれると、持ち上がりやすさやしっとり感が揺れます。
計量器の目盛りは毎回ゼロ合わせを行い、同じ容器で続けて量ります。
予熱が足りないまま入れると立ち上がりが遅れ、中心の通りに差が出ます。
ファン付きの機種は実温が高めに出ることがあるため、温度と時間を小刻みに見直します。
天板の段位置や型の材質(ガラス/金属)でも、焼き色や通り方が変わります。
粉をカップで量る時の詰め込みは誤差が大きいので、スプーンで入れてすり切ります。
油は注ぐ量がぶれやすいので、スケールで重さを見て同じ数値にそろえます。
庫内温度計やタイマーを併用すると、毎回の基準がはっきりします。
“比重と艶”で変わる!ブラウニー配合の核心ルール
粉・油脂・ココア・砂糖の黄金バランス
粉は少なめ、油脂と砂糖はしっかり。
生地の重さに対して、油脂と砂糖を多めに配すると密度が落ち着きます。
ココアで香りと色を整え、刻みチョコで密度を支えます。
刻みチョコは生地量の約5〜8%を目安に、表面用を少し取り分けます。
塩をひとつまみ入れると輪郭が締まります。
塩は細かいタイプを使うと均一になじみます。
甘みをやさしくまとめたい日は、バニラを少量だけ添えます。
ダッチココアとナチュラルの違いと選び方
ダッチは色が深く、香りがまろやかにまとまります。
ナチュラルは明るめの色で、軽やかな香りに寄ります。
見た目や香りのゴールに合わせて選びます。
はじめは半量ずつ混ぜて試し、好みに合わせて割合を動かします。
色をしっかり出したい日はダッチ寄りにします。
軽やかに仕上げたい日はナチュラルを多めにします。
ダッチは色が濃く酸が穏やか、ナチュラルは色が明るく酸が残るため、
見た目や膨張剤との相性も考えて選びます。
溶かしチョコ・油・バターの使い分け術
溶かしチョコは濃さを作り、バターは香りを添えます。
中性油は混ぜやすさを助けます。
手元の材料で組み合わせを変え、狙いの口あたりを作ります。
バターは無塩を基本にして、香りを前面に出したい日に向きます。
中性油は翌日の落ち着きが出やすく、切り分けもしやすくなります。
溶かしチョコはカカオ分を少しずつ変えて、濃さの好みを見つけます。
卵と砂糖の乳化が「艶トップ」を作る
温かい油脂に砂糖を溶かし、卵と合わせます。
ここでつながりを作ると、表面がなめらかに仕上がります。
泡立て過ぎず、ゆっくり混ぜるのがコツです。
油脂は人肌〜40℃前後を目安にし、卵は室温に戻します。
卵は数回に分けて細く加え、つながりを確かめながら進めます。
もし分離しかけたら、ボウル底を短時間だけ湯せんに当てて落ち着かせます。
代替素材でアレンジ:米粉・蜂蜜・プードル系
米粉はさらりと仕上がり、角が立ちやすいです。
アーモンドプードルは香りとしっとり感を添えます。
蜂蜜は水分が多いので、粉やココアで全体のまとまりを見ます。
米粉は一部置き換えから始め、全体の約20〜30%で様子を見ます。
アーモンドプードルは約10〜20%を目安に少量ずつ加えます。
蜂蜜を加える日は砂糖を少し減らし、生地のかたさを見てココアをひとさじ足します。
失敗チョコケーキを“プロ顔”ブラウニーに変える工程
①失敗生地を見直し:比重調整の加える量とは?
生地の重さを量り、追い足しは少量ずつ行い、質感を見ながら調整します。
目安は5%刻みで加え、混ぜるたびに状態を確認します。
例:生地500gなら、各材料を5%ずつ加えて様子を見て、必要に応じてさらに少量を足します。
塩は約1.5g前後で、振り入れたら全体にすばやく行き渡らせます。
スケールのタレ機能を使い、同じボウルで加算していくと手早く進みます。
②温脂肪に砂糖を溶かす→卵乳化が鍵
小鍋で油脂を温め、砂糖をしっかり溶かします。
火からおろし、溶き卵を少しずつ加えてつながりを作ります。
ここでなめらかな光沢が見えたら、次へ進みます。
油脂は湯せんで人肌より少し温かいくらいに整えます。
砂糖が見えなくなるまでゆっくり混ぜ、つやが出たらOKです。
卵は室温に戻し、数回に分けて細く加えます。
もし分離しかけたら、ボウルの底を一瞬だけ湯せんに当てて落ち着かせます。
香りを深めたい日は、ここでバニラや少量のエスプレッソを合わせます。
混ぜ終えたらボウルの側面と底をゴムベラでぬぐい、ムラをなくします。
③粉は最後に/刻みチョコで艶膜補助
粉とココアは合わせてふるい、最後に加えます。
ゴムベラで底から返し、筋が消えたら止めます。
刻みチョコをさっと混ぜ、表面のつやを助けます。
ふるいは2回がめやすで、粒をそろえてから入れます。
混ぜる回数は最小限にして、ねばりが出る前に止めます。
刻みチョコは3〜5mmの小粒にすると全体になじみやすいです。
生地に混ぜ込む分と、上面にのせる分を少しだけ分けておきます。
上面にのせた分が焼き上がりのきらめきにつながります。
最後にボウルの底をひと混ぜして、粉のたまりがないか確かめます。
④スリング使用&型準備で後の作業が楽に
型にオーブンシートを敷いて、両側に持ち手を作ります。
流し込んだら表面をならし、角まで均一に広げます。
天板ごと軽く台に打ち付け、気泡を抜きます。
スリングの幅は3〜4cmにして、持ち上げやすさを確保します。
四隅は指でシートを折り込み、角の形を先に作っておきます。
表面ならしはカードか長めのスパチュラで一方向に行います。
打ち付けは2〜3回にとどめ、表面のゆらぎが落ち着くまで待ちます。
上面の大きな気泡は、つまようじでそっとつぶします。
焼く直前にもう一度全体を見回し、厚みの差がないかを確認します。
焼き方が変わる!プロ級ブラウニーに近づける温度の工夫
170~175℃での焼成/予熱の大切さ
予熱はしっかり行い、庫内が落ち着いてから入れます。
表示が出てから約2〜3分おくと、温度のぶれが少なくなります。
170〜180℃**で様子を見て、端の立ち上がりと中心の揺れを合図にします。
(機種・型・生地量で最適温度に幅があるため。)
天板は中段を基本にして、前後差が出やすいオーブンは途中で向きを変えます。
色づきが早い時はアルミホイルを軽く乗せます。
ファンありの機種は160〜165℃に下げて、焼き色を見ながら時間で調整します。
庫内温度計があると、毎回の基準がそろいやすくなります。
二度焼き(15分→休ませ→91℃)で食感を調整する
まず150℃で短時間焼き、いったん休ませてから再び150℃で様子を見る方法は応用
テクです。
機種や生地量で結果が揺れるため、小さめバッチで試してから本番に適用してください。
温度計がない時は、追加8〜12分を目安に様子を見ます。
ガラス型は立ち上がりが遅いので、時間を少し長めに見込みます。
金属型は色づきが早いので、後半はホイルでやさしく覆います。
焼き上がり判断の“ラップテスト”とは?
型を軽く揺すり、中心が小さく波打つ程度で止めます。
上面を指でそっと押すと、薄い皮がふわっと戻ります。
竹串を刺して湿った屑がつくくらいが目安です。
串の位置を端と中央で変えて、差を確かめます。
内部温度計があると判断がそろいやすくなります。
数値は約88〜91℃を基準にして、好みで前後させます。
焼成後の冷まし方と落ち着かせるポイント
型のまま粗熱をとり、オーブンシートの持ち手で持ち上げます。
網にのせて底面の蒸れを減らし、側面の仕上がりを保ちます。
完全に冷ましてからカットすると断面がきれいに出ます。
刃を温めてふき取り、1カットごとに拭き直します。
時間を置くほど味がなじみ、四角の角が立ちます。
カットは約2〜3時間後がめやすで、翌日はさらに落ち着きます。
見た目と香りでプロ級に:仕上げテクニック
shiny crust(艶トップ)を出す具体手順
温かい油脂に砂糖を溶かし、卵と合わせてから粉を入れます。
刻みチョコを少量のせて焼くと、表面にきらりとした光沢が出ます。
仕上げにごく薄いガナッシュを刷毛でのせるのも手です。
砂糖は粒が細かいグラニューやキャスターを選ぶと、なじみやすく表面がなめらかに寄ります。
油脂は湯せんでぬるめに温め、熱すぎない状態で砂糖に合わせるとつながりが落ち着きます。
卵は室温に戻しておき、少しずつ加えながら混ぜると分離しにくくなります。
焼く前に生地の上にごく少量の砂糖を薄くふると、薄い膜ができやすくなります。
生地を型に流したら2〜3分おいて気泡を落ち着かせます。
焼き上がり直後は触らず数分置き、表面の光沢が落ち着いてから網に移します。
刻みチョコは3〜5mmの小粒にすると、表面になじみやすく見映えも整います。
ココアはダッチ寄りを使うと、色が深く見えて艶が引き立ちます。
砂糖を温めた油脂で十分に溶かす工程が、上面の艶と薄膜につながりやすいとされています。
クラックを美しく出す温度と時間の関係
温度を一定に保ち、途中で扉の開閉を少なくします。
表面が固まり始めたタイミングで自然な割れ目が生まれます。
角の立つ四角にそろえると、線が映えます。
生地は厚みを均一にして、角までやさしくならします。
予熱をしっかり整え、型を軽く台に打ちつけて大きな気泡を抜きます。
焼成後は型のまま10分ほど休ませると、クラックの線が落ち着きます。
カットは冷却→温包丁 or ピザカッターで
刃を温めて水分をふき取り、一筆書きで切ります。
毎回布で刃をふくと、断面がくずれにくくなります。
サイズは一辺約3〜4cmが食べやすいです。
完全に冷ましてから切ると、角がくっきり出ます。
ピザカッターは直線で押し進め、刃をこまめにふき取ります。
端を少し落として面をそろえると、箱詰めやラッピングが整います。
ギフト用は2.5〜3cmに小さめにすると、個包装がしやすくなります。
長めの刃の包丁を使うと、一度にまっすぐ切りやすいです。
エスプレッソや塩チョコ風味のフレーバー追加
生地にエスプレッソパウダーをひとつまみ入れます。
焼き上がりにごく少量の塩を添えると香りが締まります。
オレンジピールやラム香のチョコもよく合います。
エスプレッソはひとつまみから小さじ1/2まで、好みに合わせて少しずつ試します。
塩はフレークソルトを指先で軽く散らし、甘さとのバランスを見ながら整えます。
ラム香は焼き上がり後に表面へごく少量を刷毛でのせ、ふわっとなじませます。
バニラエクストラクトやローストナッツを少し加えると、香りの層が広がります。
入れ過ぎると主役のチョコ感が弱まるので、少量から様子を見て加えます。
すでに焼いた失敗ケーキのリカバリー術
中央が緩い→追い焼き+温度計活用
いったん完全に冷ましてから、160〜170℃で短時間の追い焼きをします。
中心温度は約**88〜91℃**を目安にします。
落ち着いたら型から外して冷まします。
予熱をしっかり整え、天板は中段を基本にします。
表面の色づきが強い日は、ホイルをふんわりかぶせて様子を見ます。
温度計のプローブは中心にまっすぐ差し、金属部分に触れない位置で測ります。
落ち着いたら型から外して冷まします。
パサパサ→再バッター化&押し焼き
細かく砕き、溶かしバターと溶かしチョコ、砂糖を合わせてまとめ直します。
型にしっかり押し広げ、170℃で短時間焼き直します。
薄くガナッシュをのせると口あたりが整います。
砕き具合はパン粉より少し大きめにして、粒感を残します。
生地がまとまりにくい日は牛乳やコーヒーを小さじ1ずつ足して、様子を見ながらつなぎます。
表面はクッキングシートを重ねて手のひらで均一に押し、角まできっちり行き渡らせます。
焼いた後は数分休ませ、型のまま粗熱をとってから持ち手でそっと持ち上げます。
冷めたら四辺を少し切り落として断面をそろえると、見映えが整います。
味が物足りない→追加チョコやガナッシュで調整
刻みチョコやチョコチップを散らして焼き直します。
冷めたら1:1のガナッシュを薄く広げます。
香りのアクセントにナッツやドライフルーツを添えます。
チョコはカカオ分のちがうものを少しずつ試して、自分の好みに合わせます。
ガナッシュは人肌くらいまで冷ましてから、ヘラで一方向にのばします。
仕上げにココアをごく薄くふると、表面の印象が引き締まります。
オレンジピールや少量の塩を散らすと、甘さに奥行きが生まれます。
表面がマット→“温脂肪×砂糖→卵乳化”順を見直す
次回は温かい油脂で砂糖を溶かし、卵と合わせてから粉を入れます。
表面に少量の刻みチョコをのせると、つやが出やすくなります。
焼成温度と時間の記録も残しておきます。
砂糖は溶けやすい粒の細かいものを使うと、表面のなめらかさに近づきます。
卵は室温に戻し、油脂と合わせる時は少量ずつ加えてつながりを確かめます。
粉を入れたら筋が消える直前で止め、型に流して表面を軽くならします。
生地を数分休ませて気泡を落ち着かせてから焼き始めると、仕上がりが整います。
保存・リメイク・プレゼント活用術
冷蔵/冷凍での保存と解凍のポイント
完全に冷めたら個包装にして密閉します。
ラップで包んでから袋に入れ、できるだけ空気を抜きます。
カット面はラップを二重にして、乾きやベタつきを防ぎます。
室温向けは約3〜5日をめどに、食べきる順に小分けにします。
気温が高い季節は直射日光を避けて、涼しい場所に置きます。
長く置く時は冷凍にして、包材を二重にしてから保存します。
冷凍は平らに並べて凍らせると、あとで重ねても形が保ちやすいです。
解凍は包材のまま室温でゆっくり戻します。
水滴が気になる日は、袋の口を少し開けて置きます。
急ぐ日は200Wで短時間ずつ温め、数十秒ごとに様子を見ます。
温め直しは加熱し過ぎないように、ふわっとラップをかけます。
ブラウニーアイス・フォンダン風などの再活用
アイスでサンドして冷やすと、夏の手土産にも使いやすいです。
小さくカットしてヨーグルトに混ぜると、食後のひと口になります。
温めてバニラを添えると、フォンダン風の満足感が生まれます。
砕いてパフェの層にすると、食感のコントラストが生まれます。
生クリームと重ねてトライフルにすると、ガラス越しの見映えがきれいです。
ベリーやオレンジピールを散らすと、香りに奥行きが加わります。
小さなキューブをチョコソースにくぐらせて、コーティング風に仕上げます。
ラッピング・個包装で“ギフト感”を演出
ワックスペーパーで包み、ラベルを貼って統一感を出します。
透明の袋に入れて、ひもやタグで季節の色をそろえます。
箱に詰める時は、仕切り紙で列を整えます。
同じサイズにそろえて並べると、開けた瞬間に整った印象になります。
日付と名前を小さなタグに書いて、リボンの結び目に添えます。
持ち歩きが長い日は、保冷剤と一緒に紙袋へ入れて形を保ちます。
シールやスタンプをワンポイントにすると、手づくり感がやさしく伝わります。
よくある質問とその答え
Q. ガラス型で焼いた時の調整ポイントは?
焼き色が早い時は温度を少し下げて、焼き時間を長めにします。
次回は金属型に変えると、端から中心までの通りが落ち着きます。
予熱が整ってから入れるために、表示後に約2〜3分待つと流れが安定します。
角の色づきが早い時はアルミホイルをふんわりのせて、色づきをゆるめます。
天板は中段を基本にして、庫内の前後差が強いオーブンは途中で向きを変えます。
焼き上がり後は型のまま数分休ませてからスリングで持ち上げ、底面の蒸れを減らします。
Q. 粉砂糖や三温糖でもできる?
粉砂糖は溶けやすく、表面がなめらかに寄ります。
三温糖は香りが深くなるので、ココアやチョコの量と合わせて調整します。
置き換えは全量よりも一部が扱いやすいです。
まずは砂糖の総量の約1/3を粉砂糖または三温糖に替えて、仕上がりを見ます。
粉砂糖はダマが出にくいので、ふるってから入れると混ざりがそろいます。
三温糖は色づきがやや強く出ることがあるので、焼き色を見てホイルをのせます。
甘さの感じ方が変わるため、刻みチョコの量も少しずつ合わせます。
Q. 中央だけ火の通りが甘かった…どうする?
完全に冷まして形を保ち、160〜170℃で短時間の追い焼きをします。
内部温度が約88〜91℃に届いたら止めます。
再加熱は予熱をしっかり整えてから始めます。
表面の色づきが進む時はホイルを軽くのせて、中心の通りを優先します。
竹串を刺して湿った屑が少量つくくらいを合図にして、型のまま休ませます。
落ち着いたらスリングで持ち上げ、完全に冷ましてからカットします。
Q. 計量カップしかないけど分量は?
できれば重さで量ると再現が進みます。
カップ使用の時は同じカップと同じすり切り方法で整えます。
粉はスプーンで入れてから平らにし、押し込まないようにします。
油や牛乳は目線を合わせて読み取り、同じ容器で毎回そろえます。
同じメーカーのカップと同じ手順で量ると、ばらつきが小さくなります。
作業の前後で分量と型サイズをメモして、次回の基準にします。
